道東ロードトリップ>知床〜網走〜旭川

原生花園駅
小清水原生花園を探訪
でわ、知床斜里駅から網走に向けて出発です。旭川までびゅーっと行くよりは、途中にあるもんだから網走も一泊で寄ってってみようと思っただけ。番外地だしね。
前日に大冒険は気をつけようと反省したんだけど、小冒険を敢行しちゃった!へへへ。この地のリーフレットやWebをチェックしたりしてて途中にお花の季節に臨時停車する「原生花園駅」があり「小清水原生花園(コシミズゲンセイカエン)」が隣接してると発見。なんか面白そうじゃん、トライしてみよう。原生花園つながり、前日に挫折した雪辱戦!
しかしJRの本数が少なくて、降りたはいいけど、夕方まで駅で待ちぼうけになっちゃうのよね。それは辛い。JRは降ろした客がどうなろうと知ったこっちゃないみたいなんですよ。
すぐには、知床にも網走にも運んではくれない。でもね、その日の内には乗車出来そうでは有る。きっと、う〜んとのんびりした人向きなんだね。海岸線をサイクリングしちゃうとか、サーフィンしちゃうとか(出来るかどうか知らんけど)、濤沸湖という湖があるからトレッキングするとか、なんかやってれば夕方の乗車でも良いのかも。そうなのか?
私はお花を見る以外にやりたい事も出来る事もないので、お馴染み知床斜里駅の案内所で、降りた後はどうしたらいいんでしょ?とお尋ね。一時間後くらいに網走行きのバスが有りましたよ!本数は多くはないけどね。親切にもバス会社に電話して運行状況を聞いてくれました。エライ!!Webでチェックしたら原生花園駅の付近には、インフォメーションセンターもあるし、販売店が荷物を預かってくれると口コミで書いてあったんだよ。なんとかなりそう。切符は網走まで買ってあったし、海岸線を走るから車窓は美しそうで名残惜しいけど、お花の季節に来たご縁の方を選びました。
列車はほどなく原生花園駅に到着。ホームにはなかなかの人数がいらっさり、人気あるじゃんと思ったら違った。電車がこの駅に停まるのが珍しいからそれを写メするだけ。乗降客ではなかった。そうだよね、この路線ってば、電車が走ってるだけでも珍しいよ!なんてことだ、にわかお鉄の群れである。ちゃら〜ん。私はキャリーケース持ちで必死に下車したんで、電車入りの写真は撮れませんて。(注:めっちゃ素早い人は撮れると思う)
小清水原生花園は、駅を降りてすぐの線路脇に有り、観光客はかなりいました。ハイシーズンは結構な賑わいなんじゃないでしょうか。バスや車でうざうざやって来そう。もしかして臨時駅は釧網本線に乗ってみたい団体客のためにあるのかもと疑い。運んで完結、あとは観光会社がなんとかするとかさ。あまりに本数が少ない事への当てつけ・・。
無料で、解放感ばりばりです。海岸に植物たちが原生してるだけですもん!勝手に見てってやってねって感じ。気軽に歩いて回れてしまう規模。通路や立ち入り禁止区域は整備されてて、ベンチもあります。もうね、近くにあったら毎日の散歩コースとして完璧だよなぁと感嘆!ハマナスは、見飽きるほどべたべたに群生してるんだよ。飽きないけどね。青い空とオホーツク海付きだよ、贅沢すぎる〜
バスの時間に遅れると、次は20時くらいのバスになってしまう。たまたま都合のよい便があっただけで、バスも甘くはない。だから、お荷物を預けたところでゴマスリの食事をし、早めにバス停で待機する事にした。
濤沸湖はキレイなんだけど、風は強くてね、何もないバス停に突っ立ってるのはちと辛かった。立派な建物があるんだから、待合所にもするべきと思うけど、そんな風に考える人はいないのね。つまり利用客も少ないと云う事だ。イラストマップ付きで立派な小清水町の観光ガイドマップを作ってたりするから観光の補助金は出てるんじゃないかと思うんだけど、照準はドライバーのみ。鉄道中心の一人旅の課題は多いなぁ、トレッキングの経験値を高める以外に防衛できないんだなぁとさめざめ。

斜里バスの停留所
でね、ふと見るとバスの時間が聞いてたのと停留所に書いてあるのと違うのよ。べっくり!バス会社に電話して聞いてみよう、どうなってるの??話し中だなぁとか圏外になるなぁとかやってたらバスが来た。
わぉ〜良かった。と思ったらそのまま通過するの。あれれ?と思ったらかなり向こうだったけど停まってくれた。キャリーケースを押して追いかけましたよ。
「ゴメン、見えなかった」と言われてしまいました。危なかったよ。いやぁ、そうなるといかんと思って、キャリーケース前面に出して結構アピールしてたつもりだったんだけどねぇ。見通し良いんだからシカトしちゃ駄目じゃんと、内心思いつつ、良かった良かった!!乗れて良かった!と、どんだけほっとした事か!!乗客はいつものように数人。う〜む。
網走港と網走の夜
この駅はバリアフリーっぽいから大丈夫かな?と、取りあえず明日用に見聞。バスで到着しちゃったので駅の様子が解らないのよね。改札を通過してすぐのホームから乗車するので荷物運びはしなくてOKだった。ほっ。ちょと意外だったのは、駅弁がなかったのよ。網走の駅弁って有名じゃなかったっけ??と思ったけど構内は深閑としてたから敗退す。どうなってんの?
取りあえず、網走川の河口付近をぶらぶらとしました。観光案内所の人は行ってもなにもないよと冷たかったけどね。何もなくても海が見えるところをぶらぶらするのが好きなんですよ。これもオホーツク海だよなと思うだけで感慨深いし、晴天で気持ちが良かった!
まぁそんなもんですね。夕食どうしようかな?と思いつつホテルへ戻ろうとしてたのよ。どうも観光客が一人で入りやすそうな食事処はないかもね、駅弁にちょっと期待があったんだけど残念とかさ。カフェもないっぽい。飲み屋さんはめっちゃ多そうでした。そこで目を止めたのはミスド。あら、それって案外有りかもじゃん。究極だよ。カップラーメンが食べられるなら、ホテルでお湯でも貰ってラーメン食べようとするのと変わらんてーの。酒場は盛り上がってるかもしれんけど、私の網走の夜はミスドと共に、なんてね。
そして石北線で旭川へ
やっぱり網走には、名物駅弁が有りましたね。列車の運行時間直前になると売店の人がやって来ておもむろに販売がはじまりましたもん。予約の人もいたみたい。そういう仕掛けになってるんですね。
私は前夜のミスドを持参。まぁさすがに旭川に着けばなんとかなるさと思ってるので一食くらいどうでもよろし。特急「オホーツク4号」にて4時間弱の旅。でもね、またまた雨模様になっちゃいました。くすん。学生さんが団体してたので、賑やかかったし、満員でした。帰りは国内線でささっと帰ろうと思ったので、旭川を目指してます。
旭川は、旭山動物園観光がブイブイだと思うけど、のんほいパークのある豊橋民としてはどっちでも良いです派。急ごしらえ・笑。但し、冬場の「ペンギンの散歩」だけはいつか見にくるぞっと気合い入りですけどね。へへへ。そぼ降る雨の中を、さっくり赤レンガ倉庫・上川倉庫群と、旭川銀座商店街を見物してみました。そして、旭橋を歩いて石狩川を渡る。年代物のアーチが素敵だった!
北彩都ガーデンなどを散策
そんなことより、アチコチにお花がいっぱい咲いてて目を奪われてました。旭川駅には北彩都ガーデンが隣接してて贅沢なんですよ。植物園としてちゃんと管理されてる。ハイシーズンはどうなんだろ、この時は案外空いていてゆったり休憩も出来て良かったですわん。着いた時は、雨だったけど翌日は晴れたので、再トライしたりしました。
ガーデンは良いんだけど旭川駅の構内は難攻不落なんですよ。今自分がどこにいるのかさっぱり解らないし、このガーデンが南口だとか東口だとかも言えん。旭山動物園行きのバス停が無い方の口です、なんてね。適当に歩いてて、その付近に着いたらラッキー!とぐるぐる徘徊しながらたどり着いていました。
ご当地の牛乳
ご当地で牛乳を買うのが趣味です。地酒マニアと似たようなもんだね。コンビニでも四つ葉牛乳のパックが置いてあったりしてレベルが高い!こちらは、どうかしら?いいでしょ網走牛乳と駒ヶ岳牛乳。どちらも良く振り振りして飲みます。コクがあって、やめられない美味しさなんですよ!!瓶は返すとお金をくれるようですが、もっちろんお持ち帰り。コレクションとして飾ってあります!!ロードトリップは牛乳の話題で終了です。北海道っぽいでしょ、なんてね。また行くぞっと!!
6月24日[12,951歩]25日[9,490歩]26日[17,943歩]27日[9,130歩]