「銅鐸の国」なんですってよ!

「銅鐸の国」 〜伊奈銅鐸出土100年〜
意識してなかったけど、もしかして年末恒例の投稿ですか??久々の投稿でございます。久々に逢うお友達と連れだって、久々の豊橋市美術博物館に行って来ました。久々三連発(笑)。
「銅鐸の国」 〜伊奈銅鐸出土100年〜
会期:2024年11月30日(土)〜2025年02月02日(日)
会場:豊橋市美術博物館
[12月13日]三河・遠江の両国は、国内有数の銅鐸集中地帯として知られているですって。そんな事知らんがね〜と浅学な私はあっさり曰ってしまうんだけど・・・知ってました?
ともかく有り難い銅鐸が大正13年(1924)12月27日に旧小坂井伊奈(現・豊橋市前芝中学校内)で発見された。あら〜伊奈つっても名鉄の伊奈駅付近じゃないんだね。無知蒙昧ぶりもご披露(笑)。そしてそして、100年の節目を迎えて里帰りが叶ったんですって。東京国立博物館蔵(トーハク)から来たみたい。他にも奈良国立博物館や浜松市などからやって来てるのだった。
鳴らしてみよう、さわってみよう
展示会場の入口付近が楽しいエリアになっててご注目!銅鐸のレプリカがどど〜んと置いてあってね、「鳴らしてみよう」なんですよ。人物を入れずに写真を撮ってしまったんだけど、そこそこ大きめで迫力あるんだよ。浜松市所蔵との事。ちょっと振ったらまるで鳴らなかったんだけど、お友達が「こうやるんじゃない?」と素敵に鳴らしてくださりました。おおそうなんだ、不器用だったわね〜えいやっ!「ご〜ん」って感じ。振り切るのがコツかな。(音色>Youtubeで探そう)
お次が「さわってみよう」。そうなんだよね、凄いじゃんと思っても触ることは出来ないでしょ。これもレプリカだけど、小さい子どもさんとかが体験すると思い出に残る筈だよね。素晴らしい!モチロン、ミーハーな私もこのチャンスは逃しません。スリスリしておきました(ぽっ)
実は銅鐸の音体験は2度目。もっと小さかったけど、出雲の「古代出雲歴史博物館」にあったのよ。銅鐸の音経験値が2になりました!!いえ〜い!!
銅鐸は30点以上が結集
撮影はほとんどオッケーだったのでスマホで活写。銅鐸さんたち30点以上が結集だそうです。結構揃ってるじゃんの世界。図版も気合い入り。そして、全体的には気軽すぎるギャラリーぶり。ガラスケース無しの展示物も有り、さわっちゃダメねのシールはあったけど、なかなかの臨場感なのだ。これは写真で見るよりずっとインパクトあったなぁ。
ギャラリーはそこそこいるんだけど、平日でそれなりな入り。ゆっくりのんびり見られてしまう贅沢さなのだった。
瓜郷遺跡は有名だよね。他にも、橋良遺跡とか三ヶ日、田原のように知ってる地名がチラホラ有るんだよ。ほほ〜イロイロ出土してたんだねぇと、とても身近に感じられたなぁ。古代系の展示会でそんな風に感じた事がなかったから新鮮だったよ。そういえば豊橋まつりの時期に「馬越長火塚古墳」の出土品展を見に来たんだったと思い出す。古代系の展示会も経験値が増えてます。
もしかしてその辺りをちょちょっと掘れば出てくるかも!出ないって(笑)。田原の椛(なぐさ)1号銅鐸は象徴的で面白い展示方法だと思った。元はこんな風になってたんだなって感じでさ。農地整備中に出てきたそうです。あらビックリ!
前原銅鐸>浜松市浜名区都田町出土
都田都区テクノポリス用地の文化財範囲確認用地で偶然発見されたそうだよ。マジでこんな風に埋まってたって事なんだよね。仰け反り!!古代物の奥は深いのう。[4,210歩]
[オマケ]東京国立博物館と奈良国立博物館では何年か前になるけど、めっちゃ充実してる常設展を拝見したのよ。だからトーハクでこちらの銅鐸を見てた可能性もある。奈良国立博物館には青銅器館なるものが隣接しててこれでもかの充実ぶりだったかと。
これからも縄文やら弥生やらのウォッチングは続けたい。無理なくお出かけできる範囲でゆるゆると・・・・