Kindleとのゆるい関係


私のKindleスタート画面(抜粋)

毎日、のんびりまったり過ごしておりまして、ネタ切れのまま大晦日になっちゃいましたとさ。なんてこった。

そういえば、今年は私にとってKindle元年だよ。もしかしたら笑える事柄があるかもしれんので、Kindleとの関係をちょっとしたためてみやう。振り返り用に(笑)。

キッカケはあるあるの代名詞みたいなモン。こ、こ、この文庫の文字が文字が・・・文字が小さい!小さくて読めん!!これだ。これって代名詞だしょ?よくある事だよね?若者の事は知らんけど、ある程度年季がいった人々にとってはさ。違ったとしても言い分は聞きません。これがどこにも繫がっていない我がブログの長所。このまま押し通してしまうのだ。

キッカケとなったのは「優等生は探偵に向かない」ホリー・ジャクソン(創元推理文庫・2022/7月刊)です。題名から予測できるかもだけど、どっちかつーと軽めのミステリーの新刊文庫なんだわ。古典で漢字がめっちゃ多いとかではなくてさ。だから打撃もひとしおだったと云える。こ、この程度の文字を追うのがツライなんて、まいったね。次の本はKindleしよ〜 転換が早すぎですか?そうかもね〜

注:ホリー・ジャクソンは「自由研究には向かない殺人」で颯爽とデビューしたイギリス出身の作家。「優等生は探偵に向かない」は2作目。


キッカケ本のホリー・ジャクソン「優等生は探偵に向かない」と、この後はKindle版に寝返ってしまうクレイヴンの「ブラックサマーの殺人」シリーズ2作目

ちょうど精文館(豊橋の優秀な書店)へ買いにいかないとねぇと思ってたお待ちかねの新作「キュレーターの殺人」M・Wクレイヴン(ハヤカワ文庫)ワシントン・ポーシリーズの3作目。これが今回の生け贄さ(笑)。

暑いから夕方にならないとお外へ出られなくて、定期的に書店へいきたい性分の私にはツライ日々だった。あら買いにいかなくていいじゃん。Amazonでポチッとしよう・・・待て待て・・・・今じゃなくてさ、読む直前にポチッとすればいいのだな。すごい時代になったなぁと思ったのをよく覚えてる。2022年9月20日の事である。へへへ、とっくにKindleにお布施をしてる方々、しまくってる方々には今更だろうけどね。ほら、初心だった時もあったんじゃない?こんな風だったかもよ。なんてね。

さてと。我が端末には何年も前からKindleは入れてあった(iPad→iPad-mini)。アプリが出た年にインストールしてた筈。ライブラリには「ドグラ・マグラ」夢野久作、「盗まれた手紙」ポー・エドガー・アラン(この記述!)が入ってるもの。青空文庫のお試し版ね。今でもあるのだろうか。ガラケーには片岡義男の短編小説を入れてあったなぁ。これは単なるテキストタイプだった。どちらも随分前すぎて明確な時期は覚えてません。本をスキャニングして保管する「自炊」も注目されたっけ。手持ちで読む本がなくなった時に便利だろうなとの魂胆でしっかり目をつけてました。抜け目のないタイプなので(笑)。

そもそもデジタル出版はエキスパンドブックが登場した頃から着目してた。FD(フロッピーディスク)時代だよ。若者からすれば化石時代なのかもだなぁ。出版のお手伝いをした事もあった。コード埋め込みのサポートとかね。自主制作レコードのついでにみたいな感じ。技術や既得権とかでなかなかイロイロありましたね。でも未来はデジタルなんだろうなと感じてた。だって場所をとらんもん。そうじゃん辞書はデジタルの方が便利だと思ってたし、映画ムックとかでもさ、改訂版をアップデート価格で提供とかありなんじゃない?と思ってた。現状のサブスクは予想できなかった。それなりで半端な過去(笑)。

さて、その後ラフカディオ・ハーン「日本の面影」の文庫をKindleしたな。これは持っているんだけど本棚からとうてい探せそうもなくて、ポチッとした。松江へ旅行した頃なので2017年9月ごろであろう。安かったような記憶。「まるごとぜんぶ豊橋の本」これもKindle。2022年7月。これはデジタルの方が検索が楽なんじゃない?と思っての選択だったんだけど検索はできなかった。デジタルを買った意味がないじゃんと思ったものだけど、まだこのあたりの状況をしっかり調べていない。知り合いが取材のお手伝いをしたそうなので付き合いでゲットしてみまちた。

さすが元年だよ。履歴もキレイでしょ(笑)。そうでもないかな。まぁともかく、存在は知ってても読むと云うより便利さ優先だった。もう、そうも言ってられない。文字を大きくして読みたい。読み進めたい。その為にはルーペを使うか、文字を大きくできるシステムを使うかじゃん。一応ルーペも試してはみた。部屋の三方が本棚で、一向に減らない在庫持ちとしては、ルーペでなんとかならなかったら困るモン。良かった!なんとかはなってます。集め続けた在庫たちと、積み続けた在庫たちは、ちゃんと出番を待っててくれますの。ほっ!!!!!

だがしかし、新刊に関してはどうよ。ですよ。今のところ、今までのように書籍を買いはする。Kindleしてるのもある。かなり気まぐれな状態なんだよね。ハードカバーで書店から持ち帰るのが重そうだなとKindleしたとか。この表紙のイラストが好きだからやっぱ本を買う。などなどその場その場。まぁ雑誌はなるべくなら本のママがいいなぁ。パラパラめくれて読みやすいもん。てな不埒な塩梅。

さてポチッとしたばっかりの「キュレーターの殺人」はあっという間にダウンロード完了。価格は書籍と同じなんだね。ちっ。まぁ安かったらデジタルに流れすぎてしまいそうだね。まだ状況が良くわかってない。

でね、この文庫はあまりにも出たばっか。書店に並んだところを見ていない。厚さはどれくらいなんだろ?これが解らなくて、ちょっとビビった。ページ数で判断しろ!そうなんだよ、沢山ある文庫で同じ出版社のページ数をみて比べれば良かったんだよ。Kindle版に慣れてくればきっとイロイロ楽勝になるような事柄がまだイロイロと焦りまくり。ちなみにアンソニー・ホロヴィッツ「殺しへのライン」は書店で厚さを見てからポチッ。そう経験値のなせるワザ。飲み込みは早い(笑)抜け目がない。

文字は自在に大きく出来たし、栞も入れられた。すいすいサクサク楽しく読み進められました。大きな文字は読みやすい。感無量。ページ移動はまだちょっとドジッタリするけど、習うより慣れろだと思い精進中。こんな案配なんだけど、大丈夫でしょうか?>先輩たち アドバイス有ったら宜しく!と誰彼なくおねだり〜〜 笑

そうでした。面白かったよ〜と読み終わった側からお友達にさっさと貸したりする時も有ったんだけど、ううっ、Kindle版はこれが出来ないんだよね。あら、困ったちゃん。しっかり門外不出。

※さらなる過去記事
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