道東ロードトリップ>苫小牧〜帯広


帯広駅前は20度弱

千歳線→石勝線→根室本線

講談社MOOK「鉄道の旅・北海道」という本を買い込んで、しっかり予習してました。この手の本がないと自分の行きたい所がどこにあるのかも解らんてーの。こほっ。方向音痴ではあるけど、今どのあたりを走ってるのかが、解った方が楽しい種族なんですの。ちゃんとお鉄の方が書いてて、良く出来てるんですよ。このご本と一緒の旅ですルンルン!!(古い・・・)ま、Kindle版が出たら多分さっさと乗り換えるけどね・・・笑。

苫小牧から千歳線で南千歳へ行き、特急「スーパーおおぞら」に乗り換えて帯広へ。14時ごろ出発して17時ごろ目的に到着するお手軽列車。そんなに急がなくてもと思ったけど、お手頃バージョンが見つからず断念。これで、千歳線、石勝線と根室本線にちょこっとづつと乗ったのね、ふふふ。

初心者だからお手軽列車で良かったのだと痛感する出来事が!
南千歳駅で特急へ乗り継ぎ。いやぁビックリだった。南千歳駅は空港からの乗換客も多そうな駅だよね。でも、ホームへと下るエレベーターもエスカレーターも無かった・・・。もうね、なかった事しか覚えてない。どうやって列車までたどり着いたんだろ?ともかく今後はこの駅で乗り換えないルートにしようと固く誓いましたね。さみしい駅ならしょうがないかも。でもさ、重い荷物を持った人がたくさん右往左往してるのよ。そういう人しかいないって感じに入り乱れてるの。狭くて設備が導入できないんだろうと思うけど、これは大変だ。日本人て我慢強いなぁ。構内の移動、前途多難かも・・・と、よぎりました。

さて、特急「スーパーおおぞら」は超満員でした。私の指定席には人が寝てるし・・・。起こして貰ったけどね。少し走って判明。札幌からのお客さんが多くて「星野リゾート トマム」を目指してどっと乗車されてるのだった。雲海テラスかよ。そんなもん人工のテラスしなくても、適当なお山に登って早起きしろ!と思うけど、ちゃんと用意された安全なレジャーに飛びつく輩は多いのだな。ま、私も踊りやすい性格なので大きな声では言えんけど。トマムを過ぎたら、一気に空いて快適になったよ。でもさ、お天気も悪くなってしまったのよ、ぐすん。

沿線の景色は予想通り広大で、全てが目新しくて素敵だったけどスピードも出てるし、展開が早いなぁと思ってる内に着いてしまった感。まぁ旅ははじまったばかり、これからたっぷりと雄大な景色が眺められる筈である。

ようこそ十勝へ

でね、帯広駅を降りるとさ、ようこそ十勝へとか書いてあるのよ。えっ!帯広で降りたんですけど・・・と焦る。無知蒙昧ぶりを発揮してどうする。でもさ、十勝という駅があって、それと間違えて降りたのかと一瞬思ったのよ。なるほど帯広は十勝平野に有るからなぁ・・・ゆっくりと納得。

豊橋でもさ、「ウェルカム東三河」とか「いらっさいませ穂の国」とか、気軽に使うでしょ。どこからどこまでが三河でどこからどこまでが東三河なのか、認知度はいかほど?と思ったわね。

さて、マルセイのバターサンドでお馴染みの六花亭本店がこの街にあるんですよ。だからやって来ました!本店でしか食べられないという「サクサクパイ」を食べてみたかったのさ。解りやい性格でしょ。人生はこんな風に続くんですよ、なんてね。帯広、良い街でしたね、またゆっくり来たい!!

到着日の夕食は一人で入りやすいお店が少なくて、結構ウロウロしてしまいました。日が暮れてきたので、えいやっと「ハゲ天」へ。なんで北海道まで来て「ハゲ天」よ、とそりゃ思うけど背に腹は変えられぬ。しかも、めちゃ混み。でもね、正解だった。アスパラガスの天ぷらがむちゃむちゃ美味しかった〜!!時期だったからね。もうね、これで充分よ。お店の人も親切だったし、海鮮もグッドでごわした。さすが北海道である、美味しくて幸せ!

六花の森を探検する

六花亭本店の場所は確認した。こちらは後ほど探訪することにして、先にバスに乗って「六花の森」へ行くことに。HPを見て、面白そうかもと思った程度でよく考えてはいない。ともかく、ランチは食べられそうなので安心。早い話が六花亭のお菓子はネットでも買えるし、バターサンドなら北海道物産展で買える。わざわざこの地に来たんだったら酔狂な探検もまた楽し。でしょ。

遠かったですわん。バスで1時間くらい。途中で「幸福」駅だったあたりを通過、ちゃんとアナウンスがありました。時は過ぎて行くんですよ、駅名だけの人気ではそんなには保たんでしょ。「六花の森」はバス停からは徒歩10分程度だったかと。一応Googlemapはセットしたけど、広々として見通しがきくので、早々と目印を発見。道端にはお花も多くて、気持ちのよい散策コースでした。

観光客用のプチ・テーマパークという感じ。ハイシーズン前のこの時期でもちゃんと、ここだけはオサレな観光客がそれなりに集まってて、日常的に繁栄してる様相。ウィークデーなんですよ、観光客侮れず。キレイにお手入れされてて手間がかかってるようなんだけど、私にはワイルドさ足りなかった。もっといきなり群生してる種類があったりすると楽しめるかも。何度もこさせようとしてるのではないんだよね、きっと。でも、オダマキが美しい!こんな平地で優雅にそして可憐に咲いててエライなぁ。やっぱ気温も湿度も違うんですよね!!

なんと、大きな失敗が・・・またですか!
市街地に戻り、六花亭本店にやってきました。こちらがお目当ての「サクサクパイ」と「雪んこチーズ」。ちゃんとありつけたのですが、喫茶室が閉店しちゃってて店内で立ち食いするハメに・・・。なんてことよ!営業時間は調べてたんだけど、店舗と喫茶は違うのね。ホテルからは5分くらいの距離なので、内心は翌日に朝駆けしたろうと思ってました。

が、喫茶室は11時開店だったのでNG。もう次の街へ移動しないといかんかったのでした。う〜〜雪辱戦したる!尚、店内の立ち食いコーナーですが、コーヒー無料ですし、「サクサクパイ」はめちゃ美味しかったし、生ケーキもお持ち帰りできたし、それなりに幸せでしたけどね!!

宿泊について

小まめにメモをとる割には大ざっぱな性格なので(自己申告)、宿泊はえーい面倒だ全部ルートインだぜとネット予約ばりばり。だって行く予定の全都市の駅前にルートインが有ったのよ。このチェーンに泊まった事ないので、やや不安はあったけど、料金から考えて贅沢は言えん。重い荷物とともに移動してるから優先事項は、ともかく駅に近くて迷わない場所にある。これだよ!!

正解だった。気楽だし。朝食は無料でついてくるけど、それはどっちでもいいなと思ってました。が、朝ちゃんと食べておくと昼食が遅れても不安にならん。それと、ロビーに有る、ドトールのコーヒーサービスが有り難かった。紙ドリップコーヒーをしこたま持参してたけど、それはそれよ。夕食は、居酒屋つきと何もないところと様々でした。蕎麦屋でもいいから、何か食べられるところがあると安心だったけどね。

あとね、ビジネスホテルだから、女性客は少ないと云えるでしょ。実は、人とお風呂に入れないので温泉も普通は行かないのです。でもさ、15時だったか16時だったか早い夕方なら温泉客もいなさそうだしねと、トライしてみたの。一人いたけど、お互いに避ける感じで事なきを得る。気楽で良かったです。

空調は入ってないところが多くて、暑かったら窓を開けて涼むみたいだった。なんか凄い。旭川では寒かったのでファンヒーターを貸していただきましたがな。北海道の6月ってそんなもんなの?水道水も冷たかった〜

6月18日[10,662歩]6月19日[12,481歩]

※さらなる過去記事
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