平等院鳳凰堂
大阪在住の妹と京阪電鉄の某ホームで待ち合わせ。宇治の平等院鳳凰堂を目指します。いつかは行くつもりだったけど、こんなに早くその機会がやってくるとはね。導師がござると楽だなぁ。モチロン、妹は初めてじゃないのだ。市内から遠いのでは？なんて勝手に考えてたけど、交通網のレベルが違うわね、楽勝でした。奈良も京都から行けるんだなぁと実感。
今度は晴天で良かった。宇治橋はちょっと工事してました。桂離宮は本当にこんな道で良いの？車がすれすれに走るから怖いんですけど、と緊張しまくりでたどり着いたんだけど、こちらは道も情緒も整備されてて素晴らしい。一人でも気軽に散策できるわん。お茶も買いたいけど、後からね。
げっお化粧直ししてやんの
着きました。あらら〜夢に描いてた鳳凰堂じゃないじゃん。お化粧直ししてんじゃん。そうだよ、州浜工事とか、お屋根の補修とかの番組を見てました。修復してた事が現実と結びついていませんでした。がっくり。木肌が見えるような色合いの方が私は断然良かった。妹は、私がそういうと思ったつってましたね。彼女は、新しくなり喧騒も一段落しただろうと狙って来たとの事。経験値が違うわね。
モチロン、元のままが良いなんて事はワガママだわね。この後100年、200年と残してく為にはしょうがないか。いや、修復したんだから元はこんな感じだったという事だよね。こんな事もある。今のうちに見ておきたい古めの物件（汗）があればさっさと洗い出して見に行っておこう。式年遷宮とか流行ってるから（流行じゃないって、コラ！）侮れんもんね。
呆然としてたら、鳳凰堂の内部を見るなら拝観券をGETと促される。1時間後の券が買えた。ガイドさんが説明してくれるそうな。それまでは、境内を散策。なるほど、そうなってるワケね。人は多かったけど、天気は良いし、ちょっと紅葉だし気持ちよくぶらぶらしてました。
鳳翔館というミュージアムに、扉絵や仏像が展示されています。特に雲中供養菩薩像26体が近くでみられて、圧巻。お顔もポーズも可愛いのよ、こいつらが。というか、このミュージアムは至れりつくせりですよ。最新技術で管理されてる感が半端じゃないもの。それもさりげなくね。歴史を伝えて行くという責任というか、意気込みというか、日本の知力をこんな風に駆使するのは頼もしい事だと感嘆しました。資金のバックアップなくてして持続しない事だしね。
さらに、パンフレットは５カ国語対応。お土産売場も充実してる。開発にはちゃんと指導が入ってそうな塩梅というか、この程度でどうだろ？系がひとつもない。外人さんも安心して買えますよって感じ。外貨をどんどん獲得して補修費に充当してくださいませ。でさ、そこそこ近代的な建物なんだけど、外からはこの建物が目立たないようになってるんですよ。これは妹に言われて、気づいたの。素晴らしい！
妹と散策する時は、必ずゴージャスな昼食。だって、一人なら気後れしても二人なら老舗料亭も突破できそうだもん。ここぞと狙うのです。「京・ごはんたべ」で美味しそうだった「辰巳屋」へ。
いやぁ思い出に残るお味でした。お抹茶をふんだんに使った抹茶コースで、特に抹茶豆腐が絶品。こんな風に、この地だからこそ出来ますって味に出逢うのが楽しい。ご馳走様でした！
宇治神社と宇治上神社
朝霧橋を渡り、宇治神社と世界遺産の宇治上神社に詣でてきました。このあたりは源氏物語の宇治十帖の舞台。それ関係の見所がいろいろ有りそうでした。それはともかく、宇治川に沿い公園のようになったコースは、素敵な散歩道だった。近くにこんなところが欲しいてーの。すりすり。
私は新茶が大好き。なので、今の時期の宇治は下見（笑）。つまり新茶の季節に出直すほどの魅力があるかしら？あるといいな、と思ったの。有りましたね。有名なお茶屋さんはどれも、魅力満載でした。興味津々というべきかも。まぁお茶よりは、お茶を使ったお土産に比重が置かれた老舗もあったけどね。生き残らないといかんから頑張って抹茶グッズしてくださいな。私はそっちはいいからさ、ここぞと思った煎茶や玉露をいろいろ買っちゃいました。ほくほく。
ひね茶と違い、新茶は大抵試飲させてくれるでしょ。飲んで美味しい、好きな香りと思ったら買えばいいんだから、楽なんだわ。その年で自信のあるのを試飲させてくれる筈だしね。新茶の季節にはまた来るよと道中３回くらいは言ってたかも。楽しみだなぁ〜
宇治川のほとり「伊藤久右衛門本店」にやってきました。「中村藤吉本店」の抹茶ゼリーも食べたかったけど、昼食後すぐは無理だよ〜状態。軽く運動して、いや世界遺産を巡ってる内に、おやつタイムになったんですってば。さすが平日、すぐに座れて有り難い。やっぱり抹茶パフェですよ。可愛いお棗には抹茶が入ってて、ふんだんに振りかけられます。ボリューム満点、特に抹茶ゼリーが絶妙！
でね、わらび餅セットで出てきた急須が、自宅にあるのと同じだった。あら〜同じじゃん。この大きさが、いいらぁなんて三河弁してたのだ。後からふと気づく。げげっ、ここで買った急須だったじゃんとね。
数年前かなぁ、仕事で楽天ショップをウォッチングしてる時に、ついこの急須いいじゃんと通販したんですよ。そうなんだよね、チェックしててハマるの得意、やれやれ。で、宇治川のほとりでお茶が飲めるから近くへ来たらお立ち寄りください。みたいな事が書かれていてね、おーいっぱしだねぇとうっすら思ってた。
Webの通販ショップってさ、実店舗がちゃんとしてるとは限らないでしょ。それやこれやひっくるめて、ある意味賭けで買ったりする。その時も老舗店という認識もなくイージーに購入。おお、すいません、ちゃんとした老舗だったのですねぇ。大きさが良いし重宝して使ってます。縁は異なもの味なもの・急須編なり！
11月12日［15,228歩］
ー 閑話 ー
実は、妹もブログをやってます。もう長くやっています。で、宇治詣で編はとっくに公開されてます。見つけた方は、比べていただくことも可能ですよん。お互いに敢えてリンク無し。驚愕したのは写真だよ。この京都編は長くならないようにと思ってたから、先に写真を選び、概ねそれに添って書いてきました。だから宇治編はもう選んで有ったのです。念のため見直したら、殆どの写真が妹と同じだった〜。似たもの姉妹なり。わざとかと思う位だよ。腕もカメラも私の方がヘボいけどね。次回は意識して違う目線でトライしよう。宇治上神社だけ、意識して違う写真にしてみたけど、それ以外はニアミス状態でごめんちゃい！！（抹茶豆腐と抹茶パフェと合成前のわらび餅セットの写真は妹から借りました。謝謝）