京都詣で Vol.2 晩秋

先回の「京都詣でVol1」は初の長旅だったから、なにもかも新鮮で嬉しくて嬉しくて長々書き連ねてしまいました。今度は程々でいきますよ〜。

お手伝いしているイベントの関係でここぞという紅葉時期より少し前にお出かけする事に。しかし、あくまでもポイントは紅葉、京都が一番混むと云われてる時期。もうね、お宿を取る時から結構緊張してましたね。やはり侮れない競争率ぶりでしたが、黄金の指で希望地をGET。そう、解禁時間から電話かけまくるというヤツ。いや今は押しまくるだね。ともかくライブチケット取りのスキルがこんなところで役立ったよ。やった!今度は四条堀川なので、コーヒーショップだけでも目移りするくらい有り、心強いなり。10日間の滞在です。

お茶室狙いで大徳寺へ

市内はまだあまり紅葉してない。でもさ、ぐっと冷え込めば一気に紅葉する筈だ、諦めちゃいかん。前回は、ぼんやりと大覚寺へ行ってしまったけど、本命の大徳寺へ行っておこう。紅葉はしてなさそうだけど、それはしょうがない。してればラッキーだしね。

大徳寺は裏千家ゆかりの地。若い頃10年くらい嗜んでて、いつかは行ってみようと思ってた。真珠庵のお茶室がお目当てだったんだけど、特別公開の時期は過ぎちゃってました。あらら。門構えだけ記念撮影だけしてみたわ。それにしても全体が広い。塔頭がいっぱい。いただいたMAPを見ながらでも、自分がどこにいるんじゃ??状態で大変。沢山のお茶室がある筈なんだけど、公開してるところはちょこっとだった。なるほどね、だから春とか秋とかの特別拝観を狙うべしなんですね。何度でも来いと。

大徳寺・黄梅院

黄梅院は特別拝観なのに、本堂のお屋根を修理中。え〜そんなん有り?と思ったけど、ガイドさんが「こんな風に修理をしてる所を見ていただくのも珍しいから是非ご覧下さい」と言うのよ。確かに、おお!こんな風になってるんだと感嘆するディープな世界でございました。撮影禁止だったんで残念だけどね。

でね、ガイドさんが学芸員のような素敵な感じなんですよ。クロワッサン風。建築や考古学とかの研究員さんやゼミの人がバイトしてるのかなぁって雰囲気。ゆったりしてたから、つまり、暇そうでもあったので、気になった襖の取っ手と長押の飾り釘について聞いちゃいました。そうしたら、とても丁寧に説明してくれてなるほどなるほどだったのだ。ちょと感激。お寺周りの経験値、2ポイントくらいアップなり。お茶室は作夢軒を公開。もっとある筈だけど、見せてくれない。いや、公開していない。

大徳寺・興臨院と瑞峯院

興臨院も特別拝観。瑞峯院は常設で、茶室の中にも入れるのよ、手前だけね。感激しちゃった。

泉仙

精進料理・泉仙の看板を見つけて昼食。素晴らしい。一人でも落ち着いた雰囲気で昼食をいただけるのはとても有り難い。

妹に「大徳寺NOW」メールしたら踏破した塔頭の名称と共に「泉仙」にも行ったよと返信。以心伝心。まさにそこに座ってお抹茶を飲んでましたがな。しかし、満足してつらつら帰途についてしまい、名物の「あぶり餅」ってどこに有ったんだろ、気づかずに過ぎてしまいましたとさ。いいもん、今度は違うお茶室を見に何度でも行くもん。11月6日[13,294歩]

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