大覚寺からきぬかけの路

気になった大覚寺行きのバス

宿泊地付近を大覚寺行きのバスがやたらと走ってる。きっと行きやすいんだろうな、とまたまたミーハー気分でお出かけ。着いてから気づく。おっと大徳寺と間違えてたなぁと。大徳寺は茶道と関係が深い、だからいつかは行くべしと刷り込まれてたの。京都のそこそこ郊外で「大」という字がついてるお寺以外の共通点って無いと思うんだけど、そういうのを平気で勘違いしてしまう性癖なんですよ。へへへ。

って、ことは私は何を見たいワケ?
無いじゃんか。まぁ大沢の池ですかね。まだ嵯峨菊の季節でもないし。名古曾の滝方面で映画かドラマかの撮影をして立ち入り禁止区域がある模様。君子危うきに近寄らず。思ったより距離がありそうだった。着いてから通行止めとか云われるとむかつきそうだし。観月会のでっかい看板も突っ立ってました。定着した人気寺という感じで、観光客もどんどん来てました。

寺院てさ、基本的に庭に向かっての写真は撮ってもOKな所が多いよね。でも、廊下とか天井とかはOKなのかNGなのか解らないのも多くてね、初心者としては歯がゆいの。とか言いながら、あまりに可愛かったんで、ウサギは激写(笑)。
まぁよくある大きなお寺でしたね。あっさり。お昼は嵐山。その後嵐電で龍安寺へ。

龍安寺

スタンプラリーやってるの?と言われても不思議じゃないくらいのお寺めぐり状態で自分で感心する。でもさ、秋晴れだし、部屋でまったりはもったいないとか思ったりするんだよ。で、ここは、帰り道付近に位置する寺なのです。ほら、常に効率を考えてるのよやんなっちゃう。時間がいっぱいあること、のんびりしてて良いこととか、いろいろ慣れてないと云うか、解放されてないって事だね。

石庭そのものはアングロサクソン系の外人さんに人気が有るようでした。定着した禅の人気かしら。特に感慨はなく、これ見て哲学する趣味もなく、お〜これかぁって感じ。狭いと聞いてたし、まぁこんなもんかとは思ってた。が、しかし、拝観料を払わないでも観られる池つきのお庭が、なんか味わい深くとっても気に入ってしまった。木陰のベンチでのんびりゆったり休んでおりました。

そうそう、精進料理のお店が境内に有る。天龍寺の精進料理が美味しくて目覚めてしまったのよ。だから、こちらのお店もいつか来よう。桜とか紅葉の頃はさぞかしお庭も美しいのではないだろうかとセカンドチャンスに思いを馳せてます。花よりだんご?いや花もだんごも!だってね、精進料理ってお一人さまでも食べやすそうじゃない。客単価をあげたい割烹とかだと、お酒が飲めないお一人様なんて敷居が高い。その点お寺さん関連ならば平等で気兼ねがないかと。

仁和寺

きぬかけの路をとことこ歩いていたら、仁和寺に遭遇。
御室桜は咲いてないけど、通りかかったから潰しておこう。やっぱスタンプラリーしてんじゃん。観音堂は工事中。なるほど背が低いのね御室桜ちゃんは、緑の葉っぱばかり。オフシーズンにきちゃいました感、満載。しかし、すっきりしてるし、だだっぴろく落ち着いてて良かったです。空いてたしね。

再びきぬかけの路に出て、スマホMAP片手に徒歩で帰途に。ディープな近道を案内してくれて疑心暗鬼につぐ疑心暗鬼状態。しかし、解らなすぎて、それは変だよ!と突っ込みも入れられない。それはそれで面白いけどさ。ずんすん突き進んでたらいきなり知ってる景色に出た。ほっ。すごい運動量の一日だった。と思ったけど前日より少なかった。[17,164歩]

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